FTS Journalの 2025上半期人気記事5選を一挙ご紹介

2025.11.21
#スタートアップニュース

この半年FTS Journalでは、イノベーションを軸に、企業・行政・アート・個人などの垣根を越えて挑戦する多様なストーリーをお届けしてきました。

今回はその中から、特に多くの読者に読まれ、議論や共感を呼んだ上半期の人気記事5本をピックアップ。

組織変革の現場から、アートと経済の交差点、推し活という新しい文化現象まで――いま、社会を動かしているリアルな「人の力」を、もう一度振り返ります。

1.清水建設 NOVAREが描く新規事業のリアル-清水建設「温故創新の森 NOVARE」が目指す建設業の未来

https://future-talent-studio.com/contents/view/249/

清水建設が敷地3万2200㎡・約500億円投資で開設したオープンイノベーション施設「温故創新の森 NOVARE」を紹介。

現場・研究・歴史資料館など5つの施設を集約し、単なる建築請負からスマートイノベーション・カンパニーへの転換を目指す様子が描かれています。

専門家・実証現場を持つ強みを活かし、社内横断組織「NOVARE LINKS」による新規事業創出の動きも注目です。

2.新しい経済のかたち、大阪関西国際芸術祭「StARTs UPs」-Study:大阪関西国際芸術祭「StARTs UPs」プロデューサー塩田悠人氏が語る、クリエイティブエコノミーの未来とイノベーションの鍵

https://future-talent-studio.com/contents/view/300/

大阪関西国際芸術祭内のビジネスコンテスト「StARTs UPs」のプロデューサー、塩田悠人氏が、クリエイティブエコノミーを「社会課題を横断的に解決する新たな産業」と捉え、その可能性と革新の鍵を語ります。エンタメ・アート系スタートアップに特化した支援枠の意義や、参加企業が「すぐに体験できるプロダクト」で勝負する姿勢、さらに大企業との協業や海外展開が成長の突破口になるという実践的な視点も紹介しています。

3.「推し活」がもたらす新しいエンゲージメント-“推し”への愛が新規事業になりました--大企業も参入する”推し活ビジネス”最前線

https://future-talent-studio.com/contents/view/291/

趣味の応援行動から、年間約3.5兆円市場に成長した「推し活」。本記事ではその背景として、Z世代・ミレニアル世代の自己投資型消費やSNSでの共有文化のトレンド状況や、JR東日本の「推しSta!」や、SHARPのVTuberコラボ家電など、大企業による具体的なサービス参入例もご紹介。

文化的推しをビジネスに昇華させる今、「単なる趣味」では終わらない、新規事業としての可能性が読み取れる記事となっております。

4.パナソニックが描く「共創のデザイン」パナソニック エレクトリックワークス社と愛媛県が挑んだ、実証実験で終わらせない社会実装 ―現場と磨いたインフラDXプロダクトのつくり方―

https://future-talent-studio.com/contents/view/310/

インフラ維持管理の課題に直面していた地方自治体と連携し、スマホ点検+AI画像解析による予防保全型DXサービス「LD‑Map」を具体的にどう社会実装まで持っていったかを紹介します。

プロトタイプだけで終わらず、自治体職員を共創パートナーとして巻き込んだUI改善や現場仕様へのアップデートを軸に、技術・信頼・運用体制の三本柱で現場に根づく事業開発を描いています。

5. UNITED 八重樫さんインタビュースタートアップ出身キャピタリストが語る「いま、魅力を感じる “分野と人物”とは」

https://future-talent-studio.com/contents/view/287/

ユナイテッド株式会社 投資事業本部のキャピタリスト、八重樫郁哉氏が、シード〜アーリーラウンドで「魅力を感じる起業家像」と「注目する分野」を語っています。

起業家に対しては「当事者経験があり、顧客・市場に対する解像度を持つ人」を重視。分野としては少子高齢化・製造業DX・IPコンテンツなどに積極投資しており、起業家と同じ目線で議論できるかが出資判断の鍵とされています。

変化のスピードが増すいま、企業や個人が未来をどうデザインするかという問いは、ますます切実になっています。FTS Journalはこれからも、イノベーションというテーマを軸に「未来をつくる才能」のリアルを発信していきます。

新着記事