国内最大規模のオープンイノベーション施設が名古屋に誕生! 「STATION Ai」オープニングイベントレポート
国内最大規模のオープンイノベーション施設「STATION Ai(エーアイ)」が愛知県名古屋市にグランドオープン。10月31日〜11月2日の3日間開催されたオープニングセレモニーイベントの来場者は約4,000人。多くの人の熱気と期待感に包まれたイベントの様子をレポート。
圧倒的なスケール感
地方におけるスタートアップ支援が注目されるなか、また新たなスタートアップの拠点が誕生した。STATION Aiは、地上7階建て、総延べ床面積は23,000平方メートル。総工費は150億円を超える、まさに日本最大級の圧倒的なスケール感を感じさせる施設だ。入居するのは、スタートアップ約500社と協業・支援する約200社の事業会社や団体。さらにはフィットネスジム、テックラボ、一般の方も利用可能なカフェ・レストラン、ホテル、イベントスペースなどが併設され、既存の起業や学術機関、地域などエネルギーを融合させて、世界を席巻する新た強い事業を誕生させることを目指していくという。
広々とした施設は、1~6階までつながる吹き抜けに配置されたスロープでつなぐデザイン境界のない開放的な設計は、スタートアップ同士やその他の企業との交流を促進するためだという。館内には、個室ブースやフリードリンクも用意。集中するスペースやリラックスするスペースなどがあり、ビジネスにおけるさまざまなシーンに対応可能。オフィスとしても交流の場としてもかなり使い勝手がよさそうだという印象を持った。

100名以上の登壇者によるセッション
オープニングイベント当日は、豪華登壇者による多数のセッションが開催された。随所に設置されている大小さまざまなイベントスペースで、名古屋のスタートアップの現状やスタートアップの未来について熱く語られていた。
なかでも立ち見も出るほど多くの人が集まったのは、「次のトレンドはこれだ!シード・アーリー投資戦略最前線」に登壇したJVCA代表理事である田島聡一氏やANOBAKA代表取締役社長である長野泰和氏が参加したセッション。
「イノベーションにおいて保守的なマインドが一番の敵。それを打破して、ここSTATION Aiから、たった一つでも良いので圧倒的な成功事例を生み出してほしい」(長野氏)
ベンチャーキャピタルの投資トレンドとして、技術を持った地方のスタートアップへの投資が増えているというコメントからは、STATION Aiに対する大きな期待が感じられた。
現状、日本のスタートアップの中心は、やはり多くのスタートアップや投資家が集まる東京ということになるだろう。だが、STATION Aiのように充実した施設、エコシステムが地方に続々と登場している。ライバルは東京ではない。世界だ。地方から世界を目指すそんなスタートアップがここから誕生するかもしれない。
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