世界を目指すディープテックの拠点 「SAKURA DEEPTECH SHIBUYA」が来年1月オープン!
2024.12.02

MIT教授陣とも連携
スタートアップ業界、投資業界において最も注目されるキーワードとなっている“ディープテック”。人工知能、ロボット、自動運転、宇宙開発、クリーン電力、ゲノム編集、精密医療など、技術革新に立脚したディープテックのスタートアップは、世界的な問題を解決する可能性を秘めた分野だ。
これまで渋谷を拠点に多くのスタートアップ支援を行ってきた東急不動産が来年1月23日に開業することを発表したのは、このディープテック領域のスタートアップの育成と支援を目的とするコミュニティ拠点「SAKURA DEEPTECH SHIBUYA」。マサチューセッツ工科大学の教授陣、東京大学協創プラットフォーム開発(東大IPC)、渋谷区などと連携し、国内外のディープテック領域におけるスタートアップの多角的な支援に取り組んでいくという。
またオープンと同時に、グローバルなディープテック・スタートアップを対象としたアクセラレータープログラム「Sakura Deeptech Accelerator」を開始。すでに公開されているティザーサイトではプログラムへ参加するスタートアップの募集とSDS開業イベント「DEEPTECH INNOVATORS DAY 2025」へのエントリーを受け付けている。
大きな可能性を秘めているものの、研究・開発に莫大な資金や長い期間が必要とされるディープテック領域は、これまで日本では育てるのが難しいと言われてきた。世界を目指し、大きな壁に挑む「SAKURA DEEPTECH SHIBUYA」の今後の展開に注目していきたい。
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