【FTSスタートアップ支援プログラム採択者インタビューVol.02】「自分が職人に徹するための仲間がほしい」FBIC部門採択者・星暁翔さん

FTSやテレビ朝日のスタートアップ応援番組「BooSTAR〜スタートアップ応援します〜」と一緒に生み出す、育てる事業アイデアを支援するプログラム「FUTURE TALENT STARS PROGRAM」(以下:FTSP)と「FUTURE BUSINESS IDEA CONTEST」(以下:FBIC)の採択者が決定。彼らは、なにを目指し、なにを求めてプログラムに応募したのか? 第2回は、“叶えたい夢や実現したいサービスを気軽に応募できるプログラム” FBIC部門の採択者・星暁翔さんにインタビュー。
現在、東京大学1年生。 “叶えたい夢や実現したいサービスを気軽に応募できるプログラム” FBIC部門に採択された星暁翔さんは、まさに若きイノベーター予備軍。彼が目指すのは、「ハブレスホイールを用いた電動バイク」の開発。今回のプログラムへの応募動機は、実にシンプルなものだった。
「動機としては、提案した電動バイクを作りたいというのはもちろんなんですけど、このプログラムは、ちょっとしたアイデアでも歓迎しますと書いてあり、 まだアイデアの段階でもいいということだったのでそれが背中を押してくれることになりました。ただ正直にいうと、自由に使える開発費が欲しかった。それがいちばん大きな理由です (笑)」
高校生のときに「磁気浮上式リニア電磁加速投射機」開発に取り組むなど、ものづくりの世界への関心は高い。ハブレスホイールに興味を持ったのは、大学の授業がきっかけだったという。
「教授からハブレスタイヤ、ハブレスホイールの話を聞いて面白いと思い、そこから自分の頭の中にあるいろんなものを組み合わせてこのアイデアが出来上がりました。最初はタイヤの空いた部分にカゴのようなものを設置して、それに荷物を乗せれば重心が下がって安定して走行できるんじゃないかというのが初期段階の発想でした。その段階ではそのパブレスホイールの機能的なメリットに注目していたんですが、開発をしていくなかで、そういう機能的なことより、単純に見た目のカッコよさが気に入ってしまって。私はこれまでもいろいろものづくりをやってきたんですが、構造の美しさみたいなものが、ある意味原動力になっているんです」
星さんは「起業を目指しているわけではない」と語る。
「私はどちらかというと職人っぽい感じが自分ではしています。1人で黙々とものづくりに熱中するのが大好きなんです。ただ、ビジネス化を考える上でチームは必要だとは思うので、今回のプログラムで自分が職人に徹するためのアドバイスをいただいたり、仲間づくりができたりということに期待しています」
若さとは可能性。プログラムを通して星さんがどんなふうに進化していくのか、とても楽しみだ。
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