「FORBES JAPAN 30 UNDER 30 2024」と連携して開催! イントレプレナーのための「FTS INTREPRENEURS AWARD 2024」授賞式

かつて会社員、サラリーマンという言葉には、無個性、画一的というニュアンスが込められていたように思う。だが、時代は変わった。いま個性的で、自分の道を貫く会社員たちが、続々と新しい取り組みを行っている。そんなイントレプレナーたちを讃え、応援する「FTS INTREPRENEURS AWARD 2024」授賞式が開催された。
イントレプレナーだからできること
さまざまなジャンルで活躍する“30歳未満のイノベーター”に贈られる『FORBES JAPAN』誌の「FORBES JAPAN 30 UNDER 30 2024」の授賞式が8月26日、渋谷ストリームホールで開催された。華やかで若々しい20歳代のアスリートやタレント、ビジネスピープルが登壇するなか、やや緊張気味に見えたのが3人の “会社員たち”だ。
彼らは今年創設された、企業に籍を置きつつ、新規事業や社内起業で奮闘する若手イントレプレナーを応援する目的で設立された「FTS INTREPRENEURS AWARD」の第1回授賞者。普段は華やかな場に立つことはなく、アントレプレナーのように注目されることもない。だが、彼らが取り組んでいるプロジェクトは、いずれも時代を変えうるイノベーティブなものだ(授賞者のプロジェクト詳細は「FTS INTREPRENEURS AWARD 2024」特設ページで)
20歳代に負けるつもりはない
「立ち上げまで4年間で6回のピボットを繰り返しました。最終的に服装に困っている人は『ダサいと思われたくない=減点されたくない』という自分自身のインサイトにたどり着けたことが、coordimate事業を進めてこられた最大の要因だと思っています」(飯野さん)
「イントレプレナーには、いままでの仕事のキャリアを捨てて、ゼロから新しい試みに挑戦する気概。そして、それを面白いと思えるマインドセット。さらに新規事業に挑戦する仕組みを会社が作った場合に、会社・上司を信頼する力。ひとりで進んでいくことに耐える力などが必要」(伊藤さん)
「私は日本製鉄という会社が大好きですし、これからも大きな可能性がある会社だと信じています。日本製鉄とKAMAMESHIは、いずれ大きなシナジーを創出します。世界中のモノづくりの仲間が協力しあい、世界中にあふれる製品アイデアやニーズの多様化に応えていくことができれば、日本の製造業に活気がよみがえるはずです」(小林さん)
授賞者のひとりは、笑いながら言っていた。
「僕ら3人はみんな30歳代ですけど、まだまだ若いつもりだし、世界だって変えられると思っています。20歳代に負けるつもりはありません」
なにかを始めるのに、年齢なんか関係ない。もちろんスタートアップも。会社員が、会社員だからこそチャレンジできる。彼らはそんな時代のファーストランナーなのかもしれない。
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